兵庫めぐり
- 山岡設計事務所

- 2 日前
- 読了時間: 3分
兵庫めぐり
今回の旅では、兵庫で近代建築から現代建築まで幅広く見ることができました。 その中から、特に印象に残った場所をいくつか紹介したいと思います。
一つ目は、村野藤吾のカトリック宝塚教会(1966年竣工)です。
住宅街を歩いていると、三角形に立ち上がる外壁がふっと姿を見せます。 近づくにつれ、“鯨の教会”とも呼ばれる、美しい曲線屋根をもつ建物が現れました。
外壁は、地面との境界が曖昧にされていました。
↑藤森さんのモザイクタイルミュージアムみたい
中に入ってみると、重厚さと軽快さを合わせ持つような空間が広がっていました。
緩やかな曲線の木天井に反射光が映り、神秘的な教会を創り上げていました。
曲線による自由造形的な建築にアシンメトリー箇所とシンメトリーな箇所が散りばめられており、造形の巧さが分かる面白い作品でした。
二つ目は、安藤忠雄の兵庫県立美術館(2001年竣工)です。
こちらは、駅から大通りを真っ直ぐに進むとカエルの作品がのった建物が見えてきます。
先ほどの教会とは時代も規模もまったく異なり、兵庫の建築の多様性を象徴しているようでした。
深い庇のアプローチを通って、進むと、あの有名なコンクリート打ち放しの螺旋階段
に着きました。
安藤らしい、コンクリートの力強い雰囲気と光の演出でした。
また、この美術館は、奥には河川敷があり、大きな道路側と河川側の二つに正面を設けていました。河川側には、大きな青リンゴがありました。
これは、サミュエル・ウルマンの詩「青春」の“青春とは年齢ではなく、心のあり方”
という考えに基づいたもので、“甘く熟した赤リンゴではなく、未熟で酸っぱい青リンゴの精神を目指す”という姿勢の象徴だとのことでした。

←こっちは関係ないんですかね
テラスはいろいろな場所に接続しており、単純な外観に反し、迷路的な部分があり、安藤忠雄さんの遊び心も残したような建物だと思いました
お昼は、気になっていたラーメン屋さんに行ってきました。
ここは、桜肉にあつあつのおでんの出汁をかけてから頂く、体験型の飲食店でした。
スープは、あっさりとしており、出汁のうまみと桜肉の脂で、香りも味も抜群でした。
薬味の柚子胡椒もとても相性抜群でした。
兵庫で巡れた場所は限られていましたが、建築も料理もどちらもとても面白かったです。 他にも丹下健三や黒川紀章の建築や国宝・姫路城など、見どころが多く充実した旅になりました。
開館日や時間の都合で残念ながらまわれなかった場所もたくさんあるので、また兵庫は、リベンジをできればと思います。
皆さんも青りんごの精神でいてみてください。

























































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