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三和シャッター ショールーム見学


先日、ご招待を頂き、三和シヤッターのショールームを訪れました。入り口では「歓迎 株式会社山岡設計事務所様」というプロジェクションマッピングによる温かいお出迎えがあり、その心遣いに訪れた瞬間から信頼感が高まりました。

シャッターのイメージが強い同社ですが、実は学校や公共施設向けの「建具」にこそ、設計のヒントが詰まっていました。実物を見て確信を得た3つのポイントをご紹介します。


1. 小学校用サッシに見る「安全と清掃」


まず目を引いたのが、カラフルな小学校用サッシです。一見可愛らしいデザインですが、細部にはプロの気配りが隠されていました。


  枠の角が丸く削られた**「Rカット」は、元気な子供たちがぶつかってもケガをしにくい設計。さらに、レールの溝をV字ではなく「U字」にすることで、角にゴミが溜まりにくく、掃除が劇的に楽になる工夫がなされていました。



2. 改修設計の目玉、円形多目的トイレ「ウェイブレット」

今回の大きな目的の一つが、この円形ブースの確認でした。改修現場では「限られたスペースでのバリアフリー化」が大きな課題です。 ウェイブレットは扉が円弧を描いて動くため、開閉時のデッドスペースが極めて少ないのが特徴。見上げて確認した精密な円形レールが、そのスムーズな動きを支えていました。これなら狭小空間でも車椅子の旋回動線をしっかり確保できると確信しました。

3. 軌道を最小限に抑える「省スペース折れ戸」

廊下や狭い入り口に最適だと感じたのが、折れ戸タイプの建具です。

最大の特徴は扉の軌道面積が驚くほど小さいこと。 通常の開き戸のように手前に大きくせり出さないため、通行の邪魔にならず、一歩踏み出した位置で扉を開けても体に当たりません。まさに「あと数センチ」のゆとりを生む、現場目線の合理的な設計でした。


まとめ

カタログの数字だけでは分からない、開閉の質感や現場の課題を解決するディテール。ショールームで現物に触れたことで、図面上の悩みの答え合わせができた実り多い一日でした。今回の学びを、現在進行中の設計案にしっかりと反映させていきたいと思います。



 
 
 

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