現場見学会(竣工編)
- 山岡設計事務所
- 5月2日
- 読了時間: 2分
みなさん、こんにちは 建築2年目の押久保です
まだまだ勉強中の自分ですので、建築に詳しくない人も一緒に見て頂ければ幸いです!
3月28日に竣工
の現場見学会に行って来ました

ここは、流山市に建つ鉄骨造4階建ての歯科工場です。
まずは、外から見ていきましょう
外観は、正面をカーテンウォールとし白黒を基調としたシックな仕上げになっています。


アクセントの木目調の軒下とドアやアプローチの床材がとてもキレイでこの建物が、
工場なのかとイメージできず不思議に思ってしまいますね
では、中を見ていきましょう!
部屋に入るとOAフロアと呼ばれる床になっており床下に10センチ程の隙間があるのでOA機器などたくさんの配線を要する室ではできるだけ露出させないように用いられます。そのため、すっきりとした空間になっています。
工場として機器が搬入された後も気になりますね

正面の大きなガラスは、Low-E複層ガラスとしています。ガラスは日射の影響を大きく受けます。
Low-Eガラスは高遮熱・高断熱で住宅に使用され、この現場でも取り入れられています。また、透明ガラスではなく、シルバー色のガラスとし、光の透過率を抑えています。お施主様から、冷暖房コストを抑えたいとの要望で省エネに配慮した建物としているとのことです。

そして、内装をみてみると特にエントランスや洗面、トイレでは間接照明を効率的に使い綺麗に仕上げられております。
清潔感があり、気持ち良いですね!



そして、最上階に行くと中庭越しに並ぶカウンターが設置されていました。(イスは施工側で設置)働く人たちの休憩コーナーとのことです。
ここで、コーヒー片手に休憩してみたいですね

あれ…都会のオフィスかな…と本当に工場であることを忘れかけるとこです
様々な種類の工場の中の歯科工場ではありますが、みなさんも工場のイメージが変わるものだったのではないでしょうか
この案件は半年間、工事監理をして所長と同行しました。
建築デザインのなかでは、見た目と機能との両立がやはり重要であり、心身共に快適であることが重要だと感じます。建築から職場を明るくする要因をつくるように建築から良い影響を与えれられるものを自分も建てられるようになりたいと感じました。
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