松戸戸定邸と戸定邸庭園

 山岡です。新年度になりました。入学式・入社式・・・、新しい環境、新たな気持ちで!新年度もよろしくお願いします。

 松戸駅から徒歩10分の場所に戸定が丘歴史公園が有ります。戸定が丘歴史公園の桜は見事です。(写真は左シダレザクラと右ソメイヨシノ)今回は松戸市が誇る戸定邸とその庭園を紹介します。












 公園内にある旧徳川家松戸戸定邸は、江戸幕府最後の将軍徳川慶喜の弟で徳川昭武の邸宅でした。明治時代の徳川家の住まいがほぼ完全に残る貴重な建物です。戸定邸は木造平屋建て一部二階建て。各棟が廊下で結ばれています。純和風(書院造)な建物で素朴ながら、杉材を生かした造りは随所に気品が感じられます。8棟が国の重要文化財となっており、邸宅の南に広がる戸定邸庭園は国の名勝に指定されています。

 水戸家に生まれた昭武は小石川後楽園や偕楽園などの名園に幼いころから慣れ親しんできました。また、慶喜の後継として留学するなど、渡欧により各国の名園に触れる機会を得ていました。昭武は、この庭園に積極的に庭造りに関与し、先駆けて洋風の様式を取り入れ、独自の庭園を作り上げました。主庭は、一面芝生張りのゆるやかに起伏する地形に園路が設けられ、縁辺には象徴的に丈の高い樹木が配置される。その高木は、自ら下見にも行ったコウヤマキなどを大変な労力をかけて運び上げさせ、その配置はとてもこだわったそうです。(斎藤名誉館長談)

 平成27年に国の名勝に指定されたことを受け、松戸市では同庭園を昭武が設計し、完成させた明治期の姿に復元する工事を計画・完成させました。

 趣味の写真を多く残していたことで、庭園・東屋を復元させることができました。

 戸定邸は昭武が隠居した際に移り住んだ邸宅です。慶喜もこの邸宅に足を運んでいます。

昭武が見た景色とは大きく変わりましたが、眼下に流れる江戸川、遠方に富士山を望むことが出来る戸定邸とその庭園を是非、訪れて欲しいと思います。(戸定邸写真は昨夏撮影)








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